節約法

Amazonタイムセールが実は大してお得じゃない3つの理由

みなさんはAmazonのタイムセールはいつも参加していますか?

私は最近はたまに参加するという程度です。

というのも最近のAmazonのタイムセールはとっても微妙です、もうお得だと信じ込んで買うメリットはほぼないでしょう。

今回は具体的な事例をまじえて説明します。

Amazonタイムセールは本当にお得?

Amazonのタイムセールといえば大幅な割引があるお得なセールとして有名です。

しかし最近はその頻度が毎月のように開催されるようになり、一部の鋭い人々からは「実は最近あんまりお得じゃないのでは?」という声が聞かれるようになってきています。

結論から言うと「お得なものもあるけど、お得じゃないものもある」です。

そして「全体的にはあまり魅力的なセールとは言えない」というのが私の結論です。

なぜAmazonタイムセールは魅力的なセールではないのか?その理由を解説します。


Amazonタイムセールが実は大してお得じゃない3つの理由

実は大して安くなってない

これは思い出補正もあるかもしれませんが、昔のAmazonのセールは「こんなにお得になっていいの!?」というような驚きの出品もあったように思います。

しかし最近のセールでは「全く安くなってない」か「確かに多少は安いけど…微妙」がほとんどな印象です。

実際に2019年6月のタイムセールの商品を見てみましょう。

まずこちらはシャープのプラズマクラスター搭載「CV-H71-W」です。

タイムセールでは15,800円という価格で購入できました。

続いて同製品の価格.comで価格を見てみます。

なんと他のショップでも同価格の15,800円でした!タイムセール中なのに他のお店でも同価格で買える…?

続いてこれから大活躍してくれそうな扇風機を見てみましょう。

同じくシャープのプラズマクラスター搭載扇風機「PJ-H3AS-W」です。

タイムセールでは6,480円です。

価格.comを見てみると…やっぱり同じ6,480円でした。

しかしひょっとするとAmazonのタイムセールに合わせて他社も大きく下げたのかもしれません。そうであれば結果的に安く買えることになります。

そこで価格推移グラフを見てみると…

そこまで別に安くなってませんね。むしろ4月以降は夏需要によってか1,000円くらい値上がりしてます。

そんなわけで絶対にAmazonのタイムセールがお得だと思っていると痛い目にあうので注意しましょう。

怪しい中国製品が大量出品されてる

最近特にAmazonで問題だと感じるのが怪しい中国製品が大量出品されていることです。

もちろん中国製品全てが悪いというわけではありません。私が日常的に使っているものでもMade in Chinaはたくさんあります。

しかし最近はAmazonタイムセールに合わせての80%以上割引など二重価格表示商品と思われて、しかも高性能をうたっているが聞いたこともないメーカーに商品名すらも分からないというような中国製品が出品されまくっています。

例えば上記画像にある一番左の商品見出しは「【最新版 Bluetooth5.0 LDSアンテナ搭載】 イヤホン Bluetooth ワイヤレスイヤホン 両耳 ストラップ付き 持ち運びに便利 超軽量 ステレオ高音質 自動ペアリング マイク内蔵 AAC対応 Siri対応 CVC8.0 最新EDR搭載 充電式収納ケース付き iPhone/ipad/Android対応 [技適認証済]」となっています。

【最新版 Bluetooth5.0 LDSアンテナ搭載】 イヤホン Bluetooth ワイヤレスイヤホン 両耳 ストラップ付き 持ち運びに便利 超軽量 ステレオ高音質 自動ペアリング マイク内蔵 AAC対応 Siri対応 CVC8.0 最新EDR搭載 充電式収納ケース付き iPhone/ipad/Android対応 [技適認証済]
Ginova

あまりの羅列にDHCの第一位のCMかと思いました。

Ginovaというメーカーで商品詳細にはメーカー型番「F8」とありますが…取ってつけたような商品名ですね。

果たして本当にこれらの製品の適正価格は2万円以上なのでしょうか?

数多くの高評価レビューは一切ヤラセのない一般ユーザーのものなのか?

そうであると私には断定はできませんが、とても買う気が起きません。

ちなみにこの記事を書いてる時点では既にAmazonのタイムセールは終わってますが、価格は81%オフの3,980円に500円クーポン適用で3,480円でした。

タイムセールと97円しか変わりませんね…。

最安値でも割引幅が微妙な場合もある

散々な言い様ですがもちろんお得な製品もあります。

例えばAnkerのPowerCore 13400 Nintendo Switch Editionだったら参考価格6,980円がタイムセールで3,980円(43%オフ)です。

価格.comで同製品を見ると送料込みで4,417円が最安値なので確かに437円(約10%)安いですね。

ただAmazon表記の6,980円 → 3,980円(43%オフ)と4,417円 → 3,980円(10%安い)では受ける印象は全然違います。

個人的にはやっぱり微妙だなーという印象ですね。

そしてタイムセールが終わった時点では同製品はAmazonでは元の6,980円で販売されていますが、ケーズデンキWEBでは変わらず4,417円で販売されており2,500円近く安いですね。

Amazon=安いと思い込んでいるといかに損かが分かるでしょう。


もはやAmazon一強の時代ではない

確かにAmazonは早い・(比較的)安い・品揃えの良いネット通販です。

しかし残念ながらもうAmazonだけの時代ではありません。

家電やPC周辺機器ならNTT-X Store、ビックカメラ.com、ヨドバシ.comといったところもかなり安いですし配達も早いです。

生活用品全般ならYahoo!ショッピングや楽天市場も同様です。

以前もAmazonより楽天市場で買ったほうが送料込みでも安い場合があるという解説記事を書きました。

送料無料だからAmazonが楽天市場やYahoo!ショッピングより安いとは限らないという話Amazonは送料無料だから他の通販サイトより安いという考えの方はいないでしょうか?実はそんなことは全く無くて、今回はボクが実際に購入した商品の例を紹介して検証していきたいと思います。...

そして街中のショップでもLINE PayやPayPayのキャンペーンをうまく使えばかなり安くなります。

そんなわけでAmazonのタイムセールを安いだろうと飛びつくのではなく、冷静に他社サービスと比較して購入しましょう。

Amazonはもはやユーザーにとってナンバーワンの通販サイトとは言い切れません。

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