写真撮影が趣味という方は多いのではないでしょうか。
何を隠そう私も一眼レフを持っていて写真撮影が趣味です。
そして写真家のはしくれなら誰しもが一度は考えるはずです…写真撮影が副業になって稼げたらいいのになと。
今回はこの写真撮影がお金になる副業・ストックフォトサービスを紹介します。
目次
撮った写真を販売できるストックフォトについて
撮った写真を販売することなんて可能なの?という人もいると思います。もちろんクオリティはピンキリで存在しますが結論から言えば可能です。
写真をWEBサイトや資料などに使いたい人が登録した写真を購入すると、1枚いくらといった形で販売手数料が得られます。こういった写真素材のサイトを総称してストックフォトサービスと呼ばれています。
私は一眼レフカメラ歴は数年程度ですが、それでもいくつかのサイトの審査に通って販売しています。
ただし、もちろん売れるか売れないかは腕前次第ですしいかに継続してたくさん投稿できるかにかかっています。
しかし何にせよカメラ一つで副業として活動することは可能です。
クリエイターとして登録できるストックフォトサイト
PIXTA(ピクスタ)
PIXTAは日本の写真販売サイトとしては大手で創業は2005年と老舗です。テレビ等でも紹介されたことがあるので知ってる人もいるかもしれません。
単品購入されると販売価格の22%~58%が販売手数料として得られます。
また定額制プランでダウンロードされると数十円分のクレジットが得られます。
日本では大手・メジャーなサービスなので登録しておきたいところです。やはり日本語で迅速にサポートに対応してもらえると安心ですね。
PIXTAの特徴
- 日本最大手のストックフォトサービス
- 独占販売・専属クリエイターにすると販売手数料が上がる
- 過去1年間の販売実績でランク・販売手数料が上がる
- 定額プランでの購入はクレジットが得られる
- クレジットは換金できるポイントのようなもの
- 審査基準は厳し目
フォトライブラリー
こちらも国産のストックフォトサービスでPIXTAに次ぐ大手です。
2019年1月に手数料率が改定され、独占且つ売上に貢献した人への比重を高くするルールとなったようです。PIXTAの収益が独占販売だと30%~48%なのに対して、フォトライブラリーの収益が独占販売で47%~65%ですから大きな差ですね。
とはいえ売れなければ意味がないですから、売れ行きの様子を見て独占に切り替えるという方法が良いのではないでしょうか。
フォトライブラリーの特徴
- PIXTAに次ぐ大手
- 画像の価格をサイズごとに100円単位で設定可能
- 一般販売なら33%~49%と高い販売手数料
- 独占販売ならさらに47%~65%の販売手数料
Shutterstock
Shutterstockはアメリカニューヨークが本社であり、世界最大級のストックフォトサービスです。
ストックフォトサービスで稼ぐ原則としては購入者が多いサイトを使うことです。購入者がいることで初めてコントリビューター(クリエイター・寄稿者)に収益が入るので、零細サイトに一生懸命投稿し続けても稼ぐのは難しいです。
そういった意味でShutterstockはストックフォト投稿者が最も登録すべきサービスでしょう。
Shutterstockの特徴
- 世界最大級のストックフォトサービス
- 25700万点に及ぶ素材数(2019年)
- 報酬総額に応じた4段階の報酬ランク
- 定額プランでの販売手数料は1枚0.25$~
- 単品販売の販売手数料は1枚0.81$~
- 審査基準は厳しい
アドビストック(fotolia)
アドビストックは元々fotoliaというサービスとして存在していましたが、アドビによって買収されてアドビストックへと移行しています。2019年11月には移行が完了する予定です。
アメリカのサービスなので世界の約800万人以上の利用者に向けての販売が可能となります。販売手数料は価格の33%です。Fotoliaでは販売手数料のランク付けシステムがありましたが、アドビストックではないようですね。
33%という販売手数料はやや低めにも思えますが、よっぽど激安の単価でなければ最初はまず売ることに注力すべきでしょう。アビストックはShutterstockと並んでぜひ登録しておきたいストックフォトサービスです。
アドビストックの特徴
- 世界最大級のストックフォトサービス
- 数百万人の利用者とShutterstockと並んで大手
- Adobeソフトと連携して直接アップロード
- 販売手数料は33%
- 審査基準は厳しい
写真AC(photoAC)
基本無料というのはユーザー側が無料ダウンロード会員登録をすると、1日9枚無料でダウンロードすることができる仕組みです。有料の素材は一部の高品質・高画質のもので、無料で利用できるものがほとんどです。
そのため多くのダウンロード数が見込めるのですが、1枚あたりの販売手数料は2.75円、人物写真なら5円とかなり安いです。
薄利多売なので使い方は他のサイトとの兼ね合いで考えたほうが良さそうですね。ShutterstockやPIXTAなど他で通らなかった写真を登録してコツコツと稼ぐのが良さそうです。
写真ACの特徴
- 基本無料のストックフォトサービス
- 1枚あたりの販売手数料は2.75円 or 5円とかなり安い
- 審査基準はかなりゆるめ
- コツコツ薄利多売するのに良さそう
ストックフォトに登録してコツコツ稼ごう
ストックフォトサービスは登録できたから一気にガンガン売れるというものでもありません。
しかし一度クオリティの高い写真を投稿しておけばそれだけで寝てても収益が発生する可能性があります。
もしもカメラ・写真が趣味なら登録して副業とするのを目指してみてはいかがでしょうか。
手に職・趣味がお金になる手段としてストックフォトサービスは優れていると思いますよ。