記念すべき50記事目ということで何を書くか迷いました。
いろいろと考えた結果、これからを頑張って生き抜く人のためになるような記事を書きたいと思いました。
あくまでこの○○は私にとってのものであり、すべての人に当てはまるとは限りません。しかし多くの人が抱えるモノであると思います。ぜひご一読ください。
目次
就活・転職は見栄を捨てればうまくいくかもしれない
空白に入るのは見栄
タイトルの空白の答えは「見栄」です。
就活・転職は見栄を捨てればうまくいくかもしれません。
なぜそう考えるのか?それは私の過去を少しお話して順を追って説明したいと思います。
大手企業に新卒入社
普段飲んでばかりしかいないような私も大学を卒業して就活を頑張り新卒で大手企業に入社することができました。規模感でいうと従業員数は日本でTOP10に入ってるくらいです(多分)
内定が決まったときは嬉しかったし、入社した時ももちろん嬉しかったです。今でも遊ぶ心の通う仲間もできました。今でも当時の日々は楽しいことも苦しいことも鮮明に思い出せます。
理想と現実の不一致
入社した当時はやはり「日本中の人のために」とかそういった青臭い理想を抱いていました。しかし会社の動向を見るたびにそれは理想と逆方向に進んでいると実感しました。
一方で目の前の業務はひたすら煩雑難解、何でこの会社に入ったのか・何を自分はやりたかったのか…段々とその理由すら分からなくなりました。
転職の機会
私は転職を決意していくつかの転職サービス会社を利用しました。
また別の機会に詳しく書くつもりですが、私が使ったのはtype転職エージェントのキャリアデザインセンターでした。
担当の人は本当に良い人で親身になっていろいろ相談に乗ってくれました。ただ、思えばこの時に私は壮大な過ちを犯した気がします。
見栄
多分当時の私は理想と現実の隔たりに疲れ、自分でも何がやりたいのか分からなくなっていたと思います。
しかし不思議と転職エージェントの人と話すたびに「意識の高い自分」ができあがっていきました。今思えば見栄…もっと厳密に言えば意識の高い自分象がエージェントと話しているうちに出来上がっていたのでしょう。
最終的にその転職では「ウソではないけれど意識の高い自分」が選んだ転職先を選択しました。
見栄を張っていた…というわけではないですが、自分の中の理想像がつくりあげた意識の高い自分が選んだ選択が果たしてうまくいくでしょうか?
やはり苦しむ現実とのギャップ
転職先の企業はベンチャーから大手企業へと変わったくらいのIT企業でした。
そこでも自業自得ではありますが「ウソではないけれど意識の高い自分」が選んだ仕事が自分を苦しめることとなりました。
もちろんすべてが悪いことだけではなかったです。そこでも多くを学び成長させてもらえることができました。しかし「何でこの会社に入ったのか・何を自分はやりたかったのか」という疑問を再び抱くこととなりました。
そして今…
結果としてその会社を辞めて今に至ります。
今はそんな見栄を捨てて、ブログであったり仮想通貨であったり、そして自分の気に入ってる仕事をしてます。
当時に比べれば収入も減りましたし、失ったものも多くあります。お金で得られるものは多いので手に入らないものも増えましたね。
けれど満足していないかと聞かれればそんなことはありません。いろいろ失った代わりに今は日々満足していますし、また多くのものを手に入れてやろうと日々邁進してます。
でも遠回りもしたし、就活で違う企業を選んでいればもっと安定した日々がおくれていたかもしれないとも思います。
もしいま、あなたが就活や転職で悩んでいたら…自分の中の見栄を捨てて、自分がどう生きたいかと正面から向き合って見ることをオススメします。
- あなたは本当に上昇志向の人間ですか?
- あなたは本当に上を目指してひたすら頑張る人間ですか?
- あなたは本当に仕事一筋・仕事人間ですか?
分かっていても就活・転職の時にはだんだんと意識を高くて持っていかれるものです。
ゼロから考え直して本当の自分と向き合うことで、違った未来が見つかるはずです。