ZOZOTOWNの前澤社長の100万円プレゼント企画が大いに盛り上がりました。
これに関してはいろいろな意見があったものの、フォロワー数とリツイート数からは過去最大級に盛り上がったことは事実です。
100名の当選者さまにDMを送り終えました。皆さまの素敵な夢とRTに改めて心から感動と感謝です。あまりにも好評でしたので、いずれ第2弾もやりたいと思いますが、、、その前に #ZOZOからもお年玉 えっ!?えっ!?こちらもご覧ください!https://t.co/TS9b1eHF4S pic.twitter.com/7nMvGAj61t
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2019年1月8日
これに関連してツイッターでよく見る現金プレゼント企画についてお話をしたいと思います。
目次
ツイッターでよく見る現金プレゼント企画
前澤社長の100万円プレゼントキャンペーンを機にツイッターでは多くの現金プレゼント企画が開催されています。
検索すれば大量にヒットする状態ですね。
1000万円を50人に、5000万を10人にプレゼントで総額10億円というもの…
条件はフォロー&リツイート
100万円を10名にプレゼントというもの…
こちらも条件はフォロー&リツイート
とりあえず1億円用意して100万円ずつ配っていって総額も増やしていくというもの…
やっぱり条件はフォロー&リツイート
そんなわけで今ツイッターを検索すればいたるところに現金プレゼント企画があり大ブームとなっています。
日本はいつから超好景気になっていたんでしょうか…。
ツイッターの現金プレゼント企画は本当?ウソ?
結論から言えば99.9%はウソ
統計を取ったわけではないので99.9%ではないかもしれませんが、それくらいウソが多いと思われます。
そうは言っても現金の写真もちゃんとあるし、なんならツイッターアカウントを書いた紙もちゃんと写真に入ってるし、そもそもそんなことするメリットあるの?と思う人もいると思います。
一つずつトリックを紹介するとともにそんなことをする理由も解説します。
現金の写真のトリック
まず現金の写真については用意することは簡単です。
他で使われていた写真をそのまま流用することもできますし、手元に用意することもできます。
もちろん手元に用意すると言っても本物ではなくダミーの札束です。
例えばAmazonではダミーの札束が販売されています。
先頭だけ本物の1万円札に変えれば札束の出来上がりです。
また舞台やテレビ用にダミーをレンタルしているサービスもあります。
これでは札束の上にツイッターアカウントが書かれている紙があっても、それが本物であるという証明にはならないことが分かります。
当選者へのプレゼントのトリック
では当選者が出たとしてそのプレゼントはどうしているのでしょうか?
これも簡単でプレゼントしたということにすればそれで終わりです。誰にもそれが本当に行われたかを確かめる方法はありません。
「当選者にはDMを送りました!確認してください!」で終わりますからね。
あたれら等の抽選ツールを使わない時点でお察しでしょう。
※当たり前ですが前澤社長のような東証一部上場企業の代表が実名でウソ企画をやることはありません
札束現金プレゼント企画をやるメリット
フォロワーが増えてマネタイズしやすくなる
例えば「超お金持ちなので1億円ばら撒きます」でフォロワーを2万人集めたとします。
このフォロワー2万人の人たちは本当に企画者がお金持ちであると信じてフォローしています。
その人達を相手に「お金持ちになる方法をnoteで販売します」とか「私がお金持ちになった投資方法を販売します」とかやったらお金が集まりますよね。
前提として失礼ながら通常ならありえない「数千万、数億円というお金のバラマキ」を信じてしまう人が集まったフォロワーはそのような悪徳商法に騙される顧客名簿に近いのではないでしょうか。
また皆さんも「フォロワーが少ない人より多い人の方が信頼できる」と考えてしまうのではないでしょうか?
最近、炎上商法等でフォロワーを集めてからYouTubeへ誘導する人が増えているように、フォロワーの多さはマネタイズする(お金を稼ぐ)上で大きな効果があるのです。
フォロワーが多いほど高値でアカウントが売れる
なんとフォロワーの多いアカウントは高値で取引がされています。
上記画像のようにフォロワーが多ければ数万円以上の価格で取引されます。
この販売するためのアカウントを大量生産するのに札束現金プレゼント企画は効率が良いと言えます。
本物だと証明したいのであれば…
こうした企画を本物であると証明したいのであればあたれらやあたるぞといったランダム抽選ツールを使うことが必須です。
作為抽出はいくらでも自作自演や仲間を使った演出ができるので、公正な抽選が行われたとは証明できません。
なお一応補足ではありますが、一人100万円というような超高額ではなく数千円とか1万円くらいのプレゼント企画は結構ガチンコで行われてます。
私もかつてクイズ企画で数千円分くらいの仮想通貨プレゼント企画をやったりしました。
でも不思議と数千円くらいだとそんなに応募ないんですよね…応募者数的に100万円より期待値はよっぽど高いと思うんですが。
現金は願うのではなく自分の手で掴み取るもの
今回の説明でいくら応募しても99.9%以上の札束現金プレゼント企画は当たらないことがわかったと思います。
当たりっこない企画を「でもひょっとして当たるかも」と応募し続けることほど悲しいことはありません。
あなたは1円も損しないかもしれませんが、1円も得することはなくただ企画者のアカウント販売の肥やしとなるだけです。
お金がほしいのであれば願うのではなく自分の手で掴み取りましょう!
前澤社長の場合は相続税の節税、場合によっては脱○と私は思ってる。
彼は頭が切れるし節税対策の弁護士も雇ってるでしょう、若く元気な現時点から
教育目的の贈与だとか出来る節税対策は全てやってるはずです。
総資産額が3千億の総資産です、税務署は1円単位まで把握してます。
法定相続人をいくら増やそうがどのように分割しても55%の相続税率は免れません。1650億相続税で失います。
半分も残りません。ですから裏で繋がっている第三者に少しずつ分割贈与して財産を不透明にして手元に戻ってくる仕組みにすれば、仮に500万ずつ贈与しても税率は20%、10%の手数料(50万)を支払っても30%、相続税率55%から差し引いて25%もの大きな資産がのこります。
この方法だと10億ばらまいてみせるだけで、将来的に彼の配偶者や子供たちに行き渡る金額が2.5億も増えます、2.5億円税務署にもってかれるところを2.5 億円余分に我が子や配偶者に引き継がせることが出来るわけです。
私が思うに抽選的にお金をばらまく人なんかこの世に一人も居ない。
私だってお金は幾らかあるし緩い脳みそだけれども見ず知らずの他人に不自然にばらまいたりしない、そして人は頭が良ければ良いほど優先順位と秩序を守って資産を運用します。
彼も例外ではないでしょう、つまり99.9%ではなく100%部外者はお金を受け取ることなんか出来ない。
>にゃららさん
コメントありがとうございます。
実際のところ脱◯かどうかは分かりませんが、作為的に人を選んで当選させたのはちょっと興ざめでしたね。
お金持ちも税金対策は大変そうですね。今回のケースでなにか起きるのかは興味深いところです。
すごく気になっていたので参考になりました。
常識で考えればわかることですよね。
ありがとうございました。
>アンクさん
コメントありがとうございます。
また参考になったということで良かったです。
このツイッター現金プレゼントに限らず、甘い話は一度冷静になって常識で考えることが大切です。