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YouTubeが危険なチャレンジ・イタズラ動画に対する規制を強化

YouTuberの方も、YouTuberになりたい方も必読のお知らせです。

前回は炎上動画への懸念からYouTube収益化の条件が変わってたことをお知らせしましたが、より本格的で具体的な規制強化が発表されました。

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今回はこの変更内容について解説します。

コミュニティガイドラインの規制を強化・明確化

YouTubeはこれまで以上にプラットフォームを悪用する人々からユーザーを保護するために、規制を強化、そしてポリシーを明確化しました。

YouTubeは以下の重要項目を共有しています。

  1. カスタムサムネイル
  2. 外部リンク
  3. 危険なチャレンジ・イタズラ


各項目をサラッと説明すると…

カスタムサムネイルはコミュニティガイドラインに従う必要があり、ポルノや暴力を含むようなサムネイルは使えません。

外部リンクも同様にコミュニティガイドラインに従う必要があります。ポルノ、マルウェア、スパムといった外部サイトにリンクを追加してはいけません。

そして危険なチャレンジ・イタズラは最近の過激化する傾向を受けて、暴力や危険を助長するような動画を有害であるとしました。これについては次の項目で詳しく説明します。

なお各項目を違反すれば当然ながらアップデートの要請、コンテンツ削除、そしてアカウント停止といった措置をくらうのでご注意ください。

※原文はAnnouncement: Strengthening enforcement of our Community Guidelinesで読めます。

なおこの記事を公開した日に人気YouTuberのラファエル氏がガイドライン違反でアカウント停止をくらいました。


ラファエル氏といえば先日は年利84%を謳う水耕栽培の投資案件を紹介していました。

今後はこういった怪しい案件を紹介したり、身体的危険を感じさせるようなコンテンツについては投稿してはならない…というYouTubeの強い意志を感じるアカウント停止でしたね。


危険なチャレンジ・イタズラ動画への執行強化

YouTubeは危険を助長するチャレンジは認めない


YouTubeは危険なチャレンジ・イタズラについてFAQ・ガイドラインでは具体例をあげて紹介しています。

ウォーターボトルフリップチャレンジ、ひどいクリスマスプレゼントといった愛されるチャレンジについて容認しながらも、面白おかしく危険なことにチャレンジすることは認めないとしています。

死を引き起こす可能性のあるチャレンジ


YouTubeはタイドポッドチャレンジ、ファイアーチャレンジといった具体例をあげて死を引き起こすようなコンテンツを許可しないとしました。

タイドポッドチャレンジとはカプセル型の洗濯用洗剤を口の中に含んでカプセルを割り、吐き出すという危険極まりないものです。もちろん体にとっては有害でチャレンジした若者たちは嘔吐などを引き起こしていました。

中にはピザの上にこのカプセルを乗せて食べるという行為をする投稿者もいました。

しかしこのチャレンジ動画がアメリカでは10代の若者の間で流行り、YouTubeに多く投稿されました。

こういった危険を助長する動画は良くないということですね。

子どもに精神的苦痛を与えるような動画

子どもたちに精神的苦痛を与えるような動画は認められません。

例えば

  • 親の偽りの死
  • 育児の放棄
  • 恥ずかしい思いをさせる


といったことを子どもに対して行うのは、子どもの心に大きな影響を与えます。

最近は子どもを使って再生数を稼ぐような動画も見受けられますが…インターネットに動画を出すということは、一生ネットにデータが残ることを意味しますからよく考えてから投稿しましょう。

他人に危険を感じさせるようなドッキリ的イタズラ

他人の家への侵入、走行中の車からの発砲(というドッキリ)のように他人に身体的危険を感じさせるようなドッキリ的イタズラも認めていません。

これは地味に多くのコンテンツが引っかかるかもしれません。最近は水曜日のダウンタウンであるようなドッキリコンテンツが人気です。

しかしこれをマネして例えば「落とし穴に引っ掛けるドッキリ」というようなことをすれば、これに該当する可能性があるかもしれません。

その他ガイドラインに載っていた事例

その他にもガイドラインでは以下のような事例がNGとして載っていました。

  • 爆弾づくりの指導
  • 身体的リスクのある行為を促進するようなチャレンジ
  • 被害者が身体的危険にさらされていると感じるイタズラ
  • 子供たちに精神的苦痛を与えるいたずら
  • ハードドラッグの使用
  • 重傷を負う可能性のあるその他の行為


これらも有害・危険なコンテンツとみなされますので、注意しましょう。

※ソース原文はこちら

長期で受け入れられるコンテンツを開発を

結局のところ結論としては炎上するような要素を盛り込まず、見る人に与える影響を考慮した動画をつくりなさいということになります。

炎上しても再生回数が稼げれば上等!というやり方ではあっという間にコンテンツは終わりを迎えます。

これがマイナスに作用するYouTuberは多くいると思いますが、プラスに作用するYouTuberもいます。

マジメにコツコツとルールを守ってきたYouTuberにとってはより有利なプラットフォームになるでしょう。

YouTuberがいくら稼げるか、どのように収益化できるかといった記事も書いているので良かったら見てみてくださいね。

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