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YouTube文字だけ動画はなぜ投稿される?その真実に一同驚愕…

YouTubeで文字だけ動画が猛威を振るっています。

しかしなぜあれだけ大量に動画を投稿するのか?いつまでこれが続くのか?について考察してみました。

なおタイトルの「その真実に一同驚愕」というのはそれをパロったネタなのでご了承ください。

■2019年4月追記
ついに予見していたとおり変化が現れました。以下の記事で解説しています。

YouTube文字だけ動画がついに運営から収益化停止で粛清されるYouTube文字だけ動画がついに運営から収益化停止で粛清されました。大手チャンネルなども続々と停止されているようですが、収益化停止の理由や停止状況について調べてみました。...

YouTube文字だけ動画とは?

YouTubeの文字だけ動画とは現在YouTubeで多数投稿されている動画のことを指します。

その特徴は

  • 芸能人や有名人の画像を使った目を引くサムネイル
  • 動画の再生時間が10分以上
  • 中身はニュースサイトの文章をスライドさせるだけ


といった感じです。

しかしなぜ多くの人が我も我もとこの文字だけ動画を投稿しているのでしょうか?

YouTube文字だけ動画を投稿する3つの理由

再生回数が稼ぎやすい

多くの人が率先して文字だけ動画を投稿する理由は「再生回数を稼ぐことで広告収益を得られるから」です。

以前YouTubeの収益化について記事を書いたとおり、YouTubeでは動画中の広告の再生回数を増やすことで収益が得られます。

YouTube収益化の条件が変わった!YouTubeパートナープログラムの審査基準を解説YouTube収益化の条件が2018年から大きく変わりました!これまでは総再生数さえ頑張れば収益化の審査に進めましたが、今度の条件はちょっと今までのやり方では難しくなりました。...

それがいくらくらいになるかは時間の長さやジャンルの単価も関係してくるので一概には言えませんが0.1円~0.2円だと言われています。

しかしご存知の通り、普通ならYouTubeでいきなり再生回数を10万、100万と集めることは容易ではありません。

これを簡単に達成できる(と言われている)手段が「芸能人・有名人のトレンド動画を扱う」というものです。多くの人が注目を集める芸能人・有名人に関する情報であればみんなが一斉に検索するので再生数を稼ぎやすいのです。これはブログのトレンドブログでも使われる手法です。

実際にアップロードされてる動画を見るとこんな感じです。

※YouTube検索結果より


注目すべきは再生回数です。動画1本で300万再生いっているものもあり、これ1本でおそらく数十万円の収益となっています。

ちなみにほとんどの動画が10分以上なのは、挿入できる広告の数が増えるためです。

効率よくスピーディに動画が作れる

この文字だけ動画は絵は動かさずに文字を上下左右にスライドさせるだけなので、簡単に作れることができます。

そうすると1日に5本、10本と動画を作れるので時間さえあればヒットするネタを生み出しやすいです。

またスピーディに作れるということは何か速報ニュースがあった時に即座にアップロードすることができます。いち早くアップロードしておけば一般ユーザーがYouTubeで検索した時にヒットする可能性が高いですから、他の人に先んじてアップロードするスピード勝負にもなります。

この手法が情報商材として売られている

この手法はもはやネットでは有名なネタですが、それでも未だにオークションサイトやブログサイトで販売されています。

なのでこの商材を買った人やマネしようという人がどんどん参入してきている状況です。

私からするといろいろなリスクを抱えたくないのでマネできないですね。

そのいろいろなリスクとは?について次に説明します。


YouTube文字だけ動画の3つの投稿リスク

著作権リスク

これらの動画はテキストの本文はニュースサイトからの転載であり、サムネイルの画像も有名人等のものを使ってます。

そうなると著作権として引用の範囲を超えているので著作権法的にはNGです。

もっともこれに関してはこれからも変わらず親告罪かもしれないので非親告罪が適用されるかは微妙なところです。

著作権法における非親告罪化が2018年12月30日から施行!ブログやコミケ・二次創作への影響は?著作権法において非親告罪化が2018年12月30日から施行されることをみなさんはご存知でしょうか? ツイッター界隈やブログを見ても...

どちらかというと次の名誉毀損のリスクのほうが大きい気がします。

侮辱罪・名誉毀損等のリスク

事実をそのまま伝えるだけならまだ良いのですが、多くの動画では当人が言っていないことをまるで言ったかのように紹介しています。

タモリさんが「ガキが…舐めてると潰すぞ」なんて言わないし、手塚先生が「尾田くん…見損なったぞ」なんて言ってるわけが無いんですね。しかしこうした過激的な発言(をしたという見出し)は多くの人の再生を得られるので横行しているのが実状です。

そしてこちらも侮辱罪・名誉毀損等の法的リスクがあることは認識しておくべきです。

現在は数が多く対応しきれないか、様子を見ているかという状況だと思われますが、ある日突然訴状が着てもおかしくはありません。

YouTubeの収益化をはがされるリスク

こうした動画は以上のような性質を持つのでいつYouTubeに収益化をはがされてもおかしくありません。

収益化をはがす」というのは収益化を行っているチャンネルからその権利を剥奪し、いくら再生されても収益を得られない状態にすることです。

著作権や名誉毀損等の理由で一度収益化をはがされたら、そこから復活するのは非常にむずかしいでしょう。

まあおそらくこの辺は投稿者も理解していて、短期勝負で収益化を行っているとは思われます。

YouTube文字だけ動画の投稿はいつまで続くか?

これは完全に推測にですが、おそらく文字だけ動画の繁栄はそう長くは続かないと思います。

理由としてはYouTube運営がそのようなコンテンツを望んでいないことが一番大きいです。

収益化するために登録が必要なYouTubeパートナープログラムも2018年に条件が改定されて審査が厳しくなりました。

この変更は再生数稼ぎの炎上動画や違法コンテンツが増えたことが要因だと言われています。

YouTubeとしても本来であればユーザーの満足度の高い完全オリジナルのコンテンツを豊富にしたいはずなので、今後の対応はさらに厳しくなると予測しています。

今から参入して遅いか早いかは分かりませんが、そう長くは続かないでしょう。

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