世はまさにウイスキーブーム!らしいんですが周りを見回してもあまりウイスキーブームを感じることはありません。
数字的にもウイスキー需要は伸びているはず…
目次
数字的にはウイスキー需要は伸びている
引用元:1本3,000万円以上も! 日本産ウイスキー 価格高騰の理由
https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2018/05/0524.html
ウイスキーの販売数は伸びていますし、価格も需要の増加に伴い上昇を続けています。
しかし周りを見渡してもイマイチそのことを実感できません。
友達と飲みに行けばほぼ「とりあえずビール!」ですし、ツイッターでフォローしてる人を見てもビールやハイボール(これもウイスキーだけど)が中心であとはカクテルが多いです。
なぜこのような「ちぐはぐ」にも見える不一致が起き、日本でウイスキー人気を実感できないのか考えてみました。
日本でウイスキー人気を実感できない理由
日本ではウイスキー=ハイボール
居酒屋等でウイスキーを飲むのに一番多い飲み方はハイボールではないでしょうか。
確かに美味しい飲み方で唐揚げや餃子などとは相性が良いです。しかし多くの人にとってはハイボールはハイボールであって、ウイスキーとして飲んでいるわけではないように思えますし、むしろ「え、ハイボールってウイスキーだったの?」という人もいそうです。
日本ではウイスキー需要はハイボールブームを背景としている部分もありますので、このことがウイスキーブームを実感できない要因の一つとしてありそうです。
促進の仕組みがない
ハイボールはウイスキーを飲むきっかけとして一役買っている面があります。
しかしそこから先、彼らをウイスキー沼の深みに誘う仕組みは何かあるでしょうか?私はないように感じます。
もちろん業者にとっては多くの店でハイボールに使われるブラックニッカや角が売れれば、結果的に売上があがり御の字かもしれません。
しかしやはりそれは本質的にウイスキーを楽しむ人が増えているかと言えば部分的なYESに過ぎず、より深く楽しむような人が増えるには物足りないと言えるでしょう。
ジャパニーズウイスキーは海外需要がメイン?
引用元:ウイスキー「山崎50年」、3250万円で落札 香港
https://www.asahi.com/articles/ASL1Z6SR6L1ZUTIL05K.html
日本ではイマイチ実感できないウイスキー人気ですが、海外の人の需要のほうが大きいのではと思います。
香港ではヤマザキ50年がオークションに掛けられ、なんと3250万円という高値で落札されました。このように世界的にジャパニーズウイスキーは高評価で人気があります。
この他にも人気の年数モノはオークションで数倍の値段がつくことが普通であり、投機の面があることも否めませんがそれでも買う人がいるということから日本のウイスキー人気が分かりますね。
美味しくない・大人が飲むというイメージ
ウイスキーと聞いて多くの人は「大人が飲む、美味しくない・苦いお酒」というイメージがほとんどではないでしょうか。
確かにそのイメージは正しい面もあります。ウイスキーは飲み慣れないうちは、順序を選んで飲まないと苦い・薬品臭いといった感じ方をしやすいです。
しかし初めてビールを飲んだあの日のことを思い出して欲しいです…ビールははじめから美味しかったでしょうか?飲みなれることで気づけば仕事あがりのビールを考えるだけで、恋をしたかのようにドキドキするくらい好きになったはずです。
ウイスキーもきちんと選んで飲み進めれば美味しく感じるようになれるはずです。
ウイスキーを楽しむ人が大勢いる未来をつくりたい
私は何のお酒も好きですけど、やっぱりウイスキーをみんなが楽しむ未来をつくりたいなと思います。
ウイスキーは味が幅広く、好みも分かれるのでトークをしているだけで面白いです!
ウイスキー初心者・未経験者がどうしたら美味しく飲めるようになるかを考えて、今後も記事を出していきたいと思いますのでご期待下さい!!