友人のパパさんから聞いた話ですが「子どもができると子ども向けコンテンツの凄さが分かる」とのこと。
というのもどうしても手が離せない時や大人しくして欲しいときに、子ども向けコンテンツの映像やアプリを見せるとあっという間に静かになるそうです。
今回はそんな子ども向けコンテンツの最強サービスになるであろう「Amazon FreeTime Unlimited」と2019年3月19日に新たにリリースされた「Fire HD 8タブレット キッズモデル」を紹介します。
目次
Amazon FreeTime Unlimitedの概要
FreeTime UnlimitedはAmazonが2019年3月19日から提供する子ども向けデジタルコンテンツの定額使い放題サービスです。
Fireタブレット向けの専用アプリとして提供されます。
子ども向けの
- 書籍(絵本)
- ビデオ・動画
- 学習用アプリ
といったコンテンツを定額で利用できます。
これまでは絵本だったら絵本、ビデオだったらYouTubeやDVD、学習用アプリだったらアプリを選んでダウンロードして…と個別に行う必要がありましたが、本サービスならこれ一つでオールインワンの全部入りでカバーできます。
では具体的にはどのようなサービスなのでしょうか?
Amazon FreeTime Unlimitedの特徴
料金は月額980円、プライム会員なら480円!
- 一般会員:980円
- Amazonプライム会員:480円
とかなりリーズナブルです。
毎月何冊も本を買ったりDVDを買ったりするよりもかなり節約できるのではないでしょうか。
3歳から12歳向けの豊富なコンテンツ
子どもは時間があれば飽きずにいくらでも見てしまいますから、なんといっても重要なのはコンテンツの量と質です。
本サービスは
- 3歳~5歳
- 5歳~8歳
- 9歳~12歳
の3段階のコンテンツに分かれています。
一番上の年齢帯を見ると「きかんしゃトーマス」「しまじろう」「ディズニー」などのキャラクターで数字やアルファベットを覚える学習コンテンツがあるようです。
6歳~8歳になると「ドラえもん」「ハローキティ」「ちびまる子ちゃん」などもあり、小学校低学年向けの漢字や科学・生物などの学習コンテンツもみられます。
9歳~12歳では「スターウォーズ」「名探偵コナン」などがあり、英検リスニングや日本地図などの学習コンテンツがあるようです。
数千点のアプリ・ビデオ・本が楽しめるということなのでこれらは全てではなく、ごく一部のコンテンツであるとおもわれます。
FreeTime UnlimitedはFireタブレット向け専用アプリ
FreeTime UnlimitedはFireタブレットシリーズの専用アプリです。
現行モデルシリーズ(第8世代)は以下の通りとなっています。
各モデルの違いは
- ディスプレイサイズ
- 画面解像度
- CPU性能
- オーディオ
- ストレージ
- Wi-Fi規格
と言った点が主な違いです。
個人的には画面が大きいモノを選んでおいたほうが動画やネットを見るのには快適だと思います。
しかし、今回はFreeTime Unlimitedリリースに伴って新しいFireタブレットが発表されました。
Fire HD 8タブレット キッズモデル
Fire HD 8タブレット キッズモデルはAmazonが提供する2019年3月19日発売されたお得な子ども向けタブレットです。
Fire HD 8タブレット(32GB)をベースとして
- FreeTime Unlimitedの1年間利用権
- 2年間の本体保証
- ブルーorピンクの本体カバー付き
- 事前ダウンロードで旅行等でも活躍
- microSDカードは400GBまで対応
とFreeTime Unlimitedを快適でお得に利用できるセットとなっています。
詳細は以下の記事でも解説しています。
FreeTime Unlimitedの1年間利用権については本品に12ヶ月間の利用権がついてくるというものです。一般会員なら「980円×12ヶ月=11,760円」、プライム会員でも「480円×12ヶ月=5,760円」の利用料金に相当しますのでお得ですね。注意点としては12ヶ月間終了後には自動更新となるので、辞めたい場合には事前に解約が必要です。
2年間の本体保証は子どもがうっかり落としたり、水をこぼすなどして破損・故障してもタブレットを返品することで無償で取り替えてくれるものです。ただし、おそらく無償交換は1回のみと思われます。そのため本品には厚めのカバーも付属しています。
旅行や電車での移動では子どもは退屈してしまうものです。しかしWi-Fi環境がなければビデオや本は見ることができません。そんな時のために事前に家などでコンテンツをダウンロードしておくことで、外出中のオフライン環境でもコンテンツを楽しむことができます。
さて、ここまでの説明で保護者のみなさまは「良さそう!」と思うと同時に「勝手にSNSを利用したり課金されるのが心配」という思いが浮かんだかもしれません。その点もFreeTime Unlimitedでは考慮された機能があります。
保護者向け安心機能
利用時間の制限
まず一番の心配は動画やアプリにばかり夢中になってしまうということだと思います。
そこで本アプリには保護者が
- 1日の利用時間の上限設定
- 特定カテゴリの上限設定
- 読書の時間は無制限
など細かくカスタマイズして子どもに使わせることができます。
動画などは1日2時間までにして、学習に役立つ読書は無制限といったルールを強制的に設けることができるのは良いですね。
学習タイムの設定
学習タイムを設定することで子どもが学習目標を達成するまでは、ゲームや漫画を利用できないように制限することができます。
「宿題を終わらせるまではゲームをやらせません!」といったやり取りをアプリ内で完結できるのは時代の流れを感じさせますね。
また就寝時間でアプリをシャットダウンするという設定もできます。
お子様4人分のプロフィール作成が可能
子どもが一人であれば困ることはないですが、複数いる場合には利用させる動画・ビデオ・アプリを分けるのが面倒です。
そこで本アプリでは最大4人分の個々のプロフィールを作成して、それぞれ利用できるサービスを設定できます。
SNS利用・アプリ内購入は保護者の同意必須
大学生などの若者がツイッターやインスタグラムでバイト中に問題行動を起こしてたびたび炎上している昨今です。ネットリテラシーがないうちはSNSを利用させないほうが良いでしょう。
本アプリでは保護者の同意なくSNSを利用することができません。
また保護者に黙ってアプリ内購入をして高額請求に驚くという事例も過去にはありましたが、アプリ内購入についても保護者の同意なしにではできません。
システムで強制的にルールを守らせよう
教育においては「どうやったら子どもにルールを守らせられるのか?」という議論がされていると思います。
いろいろな答えがあると思いますが、私の考えは「システムで強制的にルールを守らせるべき」というものです。
そもそも大人の私達でさえ自分で立てたルールや努力目標を三日坊主で破ってしまうことは多々あるのではないでしょうか?
それを幼い子どもに100%守らせようとしても土台無理な話です。
そういった理性や自制心を養うのは大切ではありますが、どうしても夢中になりがちなビデオやアプリなどにおいては、本アプリの「利用時間制限」「学習タイム設定」「就寝時間シャットダウン」等で強制的にルールを守らせるべきだと思います。
FreeTime Unlimitedは全国のパパ・ママの味方
私が子どもの頃なら絵本を1冊買えば1,000円、おもちゃやゲームを買えば1個数千円、ビデオだって1本数千円していたと思います。
それが今なら月額480円~のアプリ一つで幅広くカバーできる時代となったのです。
この記事を書いている時に知り合いのパパさんの言っていた言葉を思い出しました…「ドラえもんとかアンパンマンって子どもが大喜びしてくれるから本当にスゴイ。しかも意外に大人も一緒になって見て面白いから更にスゴイ。」
本サービスは全国のパパさん・ママさんの心強い味方になるのではないでしょうか。