近年ネットを通じて資金調達をするクラウドファンディングサービスはいくつも出てきました。
もし挑戦したい事があるのならば利用してみるのも一つの手です。
今回はそんなクラウドファンディングアプリのpolca（ポルカ）を紹介します。
※追記 polca（ポルカ）は2020年10月1日でサービス終了となります
目次
クラウドファンディングとは？
クラウドファンディング（Crowdfunding）とはインターネットを通じて自分の企画を発表し、不特定多数から協力・支援を受けること意味します。言葉自体はCrowd（群衆）＋Funding（資金調達）を組み合わせた造語です。
金銭的なリターンを伴う「投資型」のクラウドファンディングもありますが、プロジェクトを通じて完成したサービスや特典と引き換えに支援する「購入型」、そして損得抜きに支援する「寄付型」など支援者にとっては必ずしもリターン（見返り）だけが目的とは限りません。
そんな商品・サービスがあったら使ってみたいなという夢を応援する意味合いでの支援もありますし、企画者のことが人間的に好きだからという理由での支援もあります。
polca（ポルカ）の概要
polcaはクラウドファンディングを友達同士などでも気軽に実施できるフレンドファンディングアプリです。
クラウドファンディングというと特殊で新しい商品開発などの壮大なプロジェクトでないと開催できないというイメージがあります。
しかしpolcaはフレンドファンディングと名乗るとおり
- パーティーを開催したい
- 旅行に行きたい
- バンジージャンプしたい
- 大切な人にプレゼントを贈りたい
といった身近な企画を立てて、投資家からではなく友達などからもファンディングすることができます。
polcaの特徴
目標金額は500円～30万円
一つの企画に対して設定できる目標金額は500円～30万円です。
他のクラウドファンディングサービスに比べると金額としては小さいですが、身近なモノゴトをテーマにするには十分な金額でしょう。
目標金額の上限からしてpolcaは大きい金額を集める目的には向いていません。
大きなチャレンジをするためのクラウドファンディングならCAMPFIREのほうが向いているでしょう。
なおpolcaの手数料は集まった金額の10％で、引き出す際に銀行振込の場合は216円（税込）の手数料がかかります。
支援者側には手数料はかかりません。
集める資金はAll-In 方式
クラウドファンディングには
- All or Nothing 方式
- All In 方式
の2つに大別できます。
All or Nothing 方式は目標金額に達しなければ企画者には一円も資金が入らず、支援者にも一円も請求が発生しないというものです。
一方でAll In 方式は目標金額に達しなくても集まった分だけ資金が支払われるというものです。
All In 方式は良くも悪くも「集まった分だけ」企画に活かすことができるので身近な企画では気軽にファンディングできる良さがあります。
これがもし1,000万円必要となるような壮大な計画で100万円しか集まらなかった時に「とりあえず100万円で頑張ります」とはいきません。
All In 方式にはそんな良さがあります。
おかえしの設定
企画に対して支援してくれた方に対するおかえし（＝お礼）を設定できます。
具体的な物品はもちろん
- イベントの参加券
- お礼の手紙
- レポート
- 写真
など独自のおかえしを設定できます。
何を設定するかは基本的に自由ですが、「支援して良かった」と支援者に思ってもらえるようなおかえしが良いでしょう。
ダウンロード・会員登録
polcaのアプリはiOS版とAndroid版に対応しています。
ダウンロード後はアプリを起動して「電話番号でのSMS認証」「ユーザー名」でユーザー登録完了となります。
なお企画を実行して達成金額を出金するには本人確認が必須となります。
アカウントメニューに本人確認があるので免許証や保険証等で実施しておきましょう。
フレンドファンディングで面白いことやろう！
フレンドファンディングというのはなにげに良い言葉だなと思います。
クラウドファンディングと聞くと「ちゃんとした計画でなきゃ」とか「新しいことにチャレンジしないと」というようにハードルが高く感じてしまいます。
しかしフレンドファンディングだとそのハードルもちょっと低く感じます。
次回は詳しい操作方法を解説予定ですが、合わせて私もフレンドファンディングを実施したいと思います。
