ブログ運営を副業として考えている人はとても多いと思います。
しかし多くの人がチャレンジしても挫折してしまうのが実状です。
そこで今回は駆け出しながらなんとかブログを副業として成立することが出来始めた私から、ブログで稼ぐための5つのコツを紹介します。
目次
ブログは稼げない?
ブログは稼げない・今からやるのはもう遅い
「ブログは稼げない」「今からやるのはもう遅い」という声を多く聞きます。
この言葉は一見して正しいようにも思えますが、実はかなり長く聞く言葉です。少なくとも2010年頃には「ブログで稼ぐのは難しい」「今からやってももう遅い」と言われていましたが、現実としてそれ以降に始めたブログでも成功しているブログは多くあります。
むしろその頃、絶頂期にあったテキスト主体のブログサイトはWordPress等で参入してきた新しいサイトにかなり淘汰されたと言っても良いのではないでしょうか。
YouTubeに関しても5年前くらいには「稼げない」「もう遅い」と言われてましたが今ピークが来ていたりするので、ネットサービスでは人の言う「稼げない」「もう遅い」を真に受けると良くないことが多いということが分かります。
今はYouTubeを中心とした動画コンテンツへの移行が進んでいるという面もありますが、私は今からブログに取り組んでも全然遅くはないと思っています。
いくらを稼げると定義?
そもそもいくらを稼げると言えるのかでこの議論は変わってきます。
月2,3万円を稼げると言う人もいれば、月10万円以上を稼げると言う人もいます。
こればかりは人によって感覚が違うのでなんとも言えないのですが、月数万円程度であれば一般人でも継続して努力をすれば達成できると思います。
一般人の私がその数字を達成できているのですから間違いありません。
ブログで稼ぐ5つのコツ・方法
日記はやめておく
なぜなら収益化は価値ある情報への対価なので、個人の日記を価値ある情報として届けることは芸能人等でなければ難しいためです。
「ガジェットを紹介する日記なら収益化できてる」といった反論もあると思いますが、それはガジェットブログであり日記とは異なります。
日記とは「今日○○に食べに行った」「昨日は親戚が遊びに来た」「明日は家で○○のゲームをする」といった一貫性のない話題を書き連ねていくものです。
それも「今日は銀座の有名フレンチ店に食べに行った」「昨日は親戚が来て部屋に立てこもり徹底抗戦した」「明日は家でDbDをやるので24時間配信します」と人をひきつけるテーマと優れたテキストであれば成り立ちますが、これからブログを始める人がやるべきことではありません。
ジャンルとテーマを考える
ではなにをジャンル・テーマに書くべきか?という疑問が多くの人を悩ませます。これは私も新しいブログ・記事をつくるたびに悩む難題です。
クリアすべき課題は4つあります。
- 情報を求める人の多さ
- 競合の多さ
- ジャンルの単価
- 継続性
これらを一つ一つ解説していきますね。
①情報を求める人の多さ
これから書くブログのジャンルとテーマの情報を求める人がどれだけいるかを考えます。ジャンルはグルメが人気の鉄板だ!ということで例えばあなたが山梨県の早川町に住んでいることを活かして「早川町周辺のグルメ情報」というテーマでブログを書いたとします。
おそらくこのテーマは競合も少ないのでトップを取れるかもしれませんが、失礼ながらその情報を求める人…つまりニーズはおそらくあまり多いとは言えません(早川町は原発事故等の影響を受ける福島県内の町を除く自然人口では日本で最も少ない町)
これを山梨県のグルメというテーマまで広げればニーズがかなり多くなり、一定のPV数を期待できるようになります。このようにテーマの枠を広げることが有効な方法の一つですが、次に競合の多さを考える必要が出てきます。
②競合の多さ
山梨県のグルメ情報までテーマを広げてしまうと今度は食べログ、ぐるなび、ホットペッパーといった多くのライバルが出てきます。また個人ブログでも多くのライバルが出てきそうですね。
このようにテーマを絞ればライバルは減るけどニーズも減る、テーマを広げればニーズは増えるけどライバルも増える…というようにテーマの広さとライバルの多さは相関関係にあります。
この2つのバランスを考えながらジャンルとテーマをしっかり決める必要があります。
③ジャンルの単価
「早川町周辺のグルメ情報」をやめて「毎日ひたすら石ころを紹介する」というブログを立ち上げたところ、意外にもこれが大ヒットしたとします。
しかしここで大きな落とし穴があります。それは石ころはマネタイズするのがとても難しいということです。仮にマネタイズできても石ころを10個紹介して手元に入る金額は微々たるものでょう。
これはグルメにおいても同様で、ひたすら飲食店のレビューをしてもマネタイズは難しいと言えます。もちろん雑誌やメディアとコラボしたりすれば収益は上がるでしょうが、トップクラスのやることと考えると高い単価であるとは言いづらいですね。
一方で不動産、FX、株式投資、転職、出会い系といったジャンルは高単価ジャンルとして有名です。しかし当然ながらここでもまたライバルが多い問題が出てくるのでバランスを考えなくてはなりません。
④継続性
おそらくここまで来ると結局のところ何を書けば良いのかわからないというループに陥るはずです。
一つここで提案したいのが「継続性のあるジャンル・テーマで書きましょう」ということです。言い換えれば「夢中になって書けるジャンル・テーマ」です。
ここについては次の項目で詳しく書いていきます。
夢中になって書けるジャンル・テーマを選ぶ
このブログを読んでいるみなさんは以下のようなチャレンジをして長続きする方でしょうか?
- 資格の勉強
- ダイエットの食事制限
- ダイエットのマラソン・運動・ジム通い
- 禁煙
- 禁酒
いかがでしょう?おそらく途中で挫折するという人が多いのではないでしょうか?
私も含めてイヤなこと・面倒なことは長続きしないというのはとても当たり前のことです。
食べることが好きでない人がグルメブログを書いても長続きしませんし、小難しいことを考えるのが嫌いな人が不動産投資ブログを書いても長続きしません。
でもサッカーが好きな人ならサッカーブログ、体を動かすことが好きな人ならフィットネスブログ…といったように自分が夢中になれることなら長続きするはずです。
私にとっても今はブログが単なる作業ではなく楽しいライティングです。
継続は力なりという言葉がある通り、継続して書き続けていればある程度の結果は後からついてきます。
ではある程度以上の結果を望むにはどうすればよいのか?
向上心を持つこと
ある程度以上の結果を望むには向上心を持つことが大切です。
過去に書いた文章をリライトしたり、常に読者が読みやすい・分かりやすい文章を心がけなくてはなりません。
またSEO対策のキーワード選定、ツールの活用、タグの使い方、内部リンクというちょっと技術的なことも学ばなくてはなりません。
やはり上を目指すためには地味で大変な作業も出てきます。
しかしそれも好きなことを発信できる対価だと思えば、決して大変だとは個人的には思いません。
ほぼ毎日書くこと
見出しと真逆のことを言いますが、実は結果だけを見れば「毎日」書く必要はないです。1年で100記事でも3年経てば300記事なので長い目で見ればきっと結果が出てきます。
しかしそれでも毎日書くことをオススメします。
理由は2つあります。
- 早く結果が出やすいのでモチベーションを維持できる
- リピーター獲得につながる
という2つです。
①早く結果が出やすいのでモチベーション維持できる
3年で300記事書いてPV数がメキメキと上がってくるとしても、結果が出ないことに3年間取り組むことは簡単ではありません。それと比較すると10ヶ月で300記事なら、1日の作業量は大変でも結果がすぐに出ればモチベーションとしては維持しやすいですよね。
②リピーター獲得につながる
読者の立場に立って考えた時に「1週間に2,3回更新されるブログ」と「毎日更新されるブログ」ならどちらを頻繁に見たいと思うでしょうか?また仮にそこまで面白くなくてもなんとなく見たいと思うでしょうか?
YouTuberとして有名なヒカキン氏も2018年まで毎日投稿を続けていました。やっぱり毎日投稿されてる動画チャンネルは、なんとなく毎日チェックしてしまうものです。
ブログは諦めなければいつかは報われる
どんな努力も100%報われるとは限りません。
しかしブログでの努力は途中で諦めなければ比較的報われやすいと思います。
もちろん競合の他サイトとの競争もありますが、いつまでにいくら稼がなければいけないという時間制限がないので、最後は自分との戦いにならからです。
ここに書いてあることを守って実践すればきっといつか花開くはずです。
この記事を読んでブログにチャレンジして、努力の報われる人が現れることを楽しみにしています。