前回は「WordPressで何がつくれる?企業やメディアのサイト例と機能解説」をお届けしました。
なんとなくWordPressでつくれるサイト・できることが分かってきたかと思います。
今回はいよいよつくることを決意し、サイトを制作するためのサーバー・ドメインの準備を解説していきます。
目次
サイト構築に必要なものとは?
レンタルサーバー
つくるのは良いけど何を準備すれば良いのか?それはサーバーとドメインです!と言ってもイマイチその概念が理解できないと思います。
そこで根本から理解するために一つずつ解説していきます。
まずサーバーという言葉はよく聞きますが、具体的にどんな役割を果たすのか?
サーバーの役割とは「クライアント(閲覧者)からの要求に応じて、あなたの設定したWEBページのデータを提供すること」です。
つまりこの閲覧者からの要求に応えるためのサーバーがなければ、ホームページを公開することができません。
もちろん自分でサーバーを立てればレンタルサーバーを借りる必要はありませんが、そのためには24時間365日サーバーを起動しつつトラブルが起きたら自分ですぐに対応しなければなりません。
またWordPressがセットで使える無料のレンタルサーバーもありますが、プラグインが使えなかったり広告が表示されたりといったデメリットがあります。
そのため今回は私も使っているオススメのサーバー「MixHost」を紹介します。
※2019年10月追記
このサイトは変わらずmixhostを使っていますが、最近はGMOグループが運営しているConoHa WINGが気になってます。
時間単位での契約も可能で、新たにサイトを作るなら私はそちらを使うかもしれません。
独自ドメイン
次に独自ドメインを説明します。
独自ドメインを取得すると「.com」や「.net」などのカッコいいURLを使えます。このブログであれば「aftercrypto.fun」です。独自ドメインでない場合は「kabumatome.doorblog.jp」のように他にも多くの人が使うドメインを使わなくてはなりません。
独自ドメインの利用には初回に登録料金(1年分以上の利用料)がかかり、その分が終わると以降は更新料金が掛かります。
引用元:お名前.com「ドメインの種類と料金」
https://www.onamae.com/service/d-price/
そんなカッコいい独自ドメインですがお金がかかるのとドメインパワー(ドメインに対する検索エンジンの評価)もゼロからスタートというデメリットもあります。
しかし独自ドメインはやっぱり憧れですし、あとから独自ドメインに変えるといろいろ面倒なので、もし後から変える可能性が少しでもあるのなら最初から使ったほうが良いと思います。
レンタルサーバー「mixhost」の紹介と申し込み方法
mixhostの概要
私は実際にレンタルサーバー「MixHost」をメインで使っていますがオススメです。
今まで約1年ほど使っていてサーバー障害は数時間ありましたが、かつてメインで使っていたさくらインターネットに比べてもUIが分かりやすいです。
さくらインターネットの特にここが悪いというのはないですが、MixHostは単純に分かりやすくて使いやすいです。
mixhostの料金
大規模サイト構築するんだ!ということでなければ一番安いスタンダードからで問題ないでしょう。スペック不足を感じたら途中でのプラン変更も可能です。
mixhostの管理画面イメージ
イメージ付きでかなり分かりやすい管理画面ですね。
電子メールアカウントの設定、WordPressの簡単インストールなどもここからできます。
mixhostの申し込み方法(無料お試しアリ)
mixhostは10日間無料お試しが使えます。
10日間の無料期間でサーバーレンタル、独自ドメイン設定、WordPressインストール、編集が一通りできるので、実際に使いやすいか無料で試してみると良いでしょう。また自ら本契約を行わなければ勝手に課金されるということもないので良心的です。
アクセス後、「お申込み」か「10日間無料お試し」のリンクから登録を進められます。
一個注意すると10日間の無料期間が切れても少しの間は使える場合があります。しかしうっかり本契約(課金)を忘れてしまうと、ある日突然サーバーデータが全て消去され使えなくなります。
支払ってるつもりでうっかり支払ってなかったら書き溜めた記事は全て消えます。そんなバカいるわけないと思うじゃないですか?
ここにいたんですよ(白目)
独自ドメイン「お名前.com」の紹介と申し込み方法
お名前.comの概要
お名前.comはGMOの提供するドメイン登録サービスです。GMOは老舗の大手だけあって安定していますが、Whois情報公開代行が申込時のみ有料だったりと強気な面もあります。
とはいえ今一番メジャーで大手な会社ですので長いものには巻かれていきたいと思います。
お名前.comの料金
引用元:お名前.com「ドメインの種類と料金」
https://www.onamae.com/service/d-price/
ドメインの種類は何百種類とあり、使いたいドメインにもよるので料金は一概には言えません。
私も何回も考えて検索し直してドメインをいくつもコレクションしてしまいました。
お名前.comでのドメイン登録と検索方法
ドメインの登録と検索方法を紹介します。
まずお名前.comにアクセスします。
アクセスしたら最初に目につく検索フォームではなく、一番下までページをスクロールしたところにある検索フォームで気になるドメインを検索しましょう。
検索するとドメインの使用可否が出てきますが、もっと多くのドメインで検索したいですよね。
次に検索ボタンの下の「ドメインを指定する」を押しましょう。
すると多くのドメインが出てきました。空き状況もお値段も様々ですのでいろいろ検索してみると良いでしょう。
お好みのドメインが決まったらチェックを入れて「料金確認へ進む」を押します。
ドメインを確認して登録年数を選び、右側の「初めてご利用の方」のメールアドレスとパスワードを入力して必要事項を入力して登録完了となります。
Whois情報公開代行は必ず申し込む
「Whois情報公開代行」はとても重要です。
Whoisとは?
Whoisとはドメイン保持者の名前・住所等の情報を閲覧できる情報検索サービスです。私やみなさんが登録したドメインをそこで調べればわたし達の名前や住所が検索できるようになってしまうのです。
それじゃ困る!となりますよね。そこで使われるのがWhois情報公開代行なのです。
Whois情報公開代行とは?
Whoisでドメイン情報を検索した時に出てくる名前・住所等の情報がわたし達利用者のモノから、「お名前.com」の情報に代行して掲載してくれるサービスです。このおかげでプライバシーを気にせず記事を書くことができるようになります。
お名前.comにおけるWhois情報公開代行の申し込みには2点、注意があります。
まず一つ目がWhois情報公開代行はドメイン登録と同時申し込み時のみ無料です。
もしドメイン登録時に申し込みを忘れた場合、なんと毎年代行費用980円が掛かってきます。後からサポートに土下座して「なんとかなりませんか(泣)」と言ってもなんともなりません(経験アリ)。そのため泣く泣くドメインを捨てたこともあります。
二つ目は.jpドメインはWhois情報公開代行対象外です。
魅力的な「.jpドメイン」ですが残念ながら氏名の部分は代行公開することができません。プライバシーを気にする場合は利用しないようにしましょう。
そんなわけで申込時にはちゃんと2回、3回とチェックしましょう。
ここまでで準備は完了!次は設定に移ります!
これでサーバーとドメインを準備することができました。
次回はいよいよドメイン設定とWordPressをインストールする方法を紹介します。そこまでやればもう独自ドメインのブログが編集可能となります!
思ったより簡単に思えませんか?ブログなんて簡単なんですよ(つくるだけなら)