Yahoo! JAPANカードはPayPayにおいてJCBブランドで唯一チャージができるクレジットカードカードです。
そして最近はAmazonよりもYahoo!ショッピングのほうが安いことも多いので、ネット通販のひいきを変えつつあるのですが、Yahoo! JAPANカードはヤフー関連サービスの利用でもポイントが貯まりやすいのでオススメです。
というわけで今回はYahoo! JAPANカードの概要紹介とお得な使い方を紹介していきます。
目次
Yahoo! JAPANカードの概要紹介
Yahoo! JAPANカードはヤフーカードという名称でも呼ばれるクレジットカードです。
主なスペックは以下の通りです。
- 年会費:永年無料
- 入会費:無料
- ブランド:Visa、Mastercard、JCB
- 家族カード:年会費無料
- ETCカード:年会費:500円(税抜)
- ポイント:Tポイント(100円につき1ポイント/一部PayPay移行予定)
- Tカードとしてご利用いただけます。
- ポイント付与率:通常1%(チャージ等一部のご用分を除く)
- ポイント付与率:3%(Yahoo! JAPANサービス内利用)
- ショッピング補償:プラチナ補償 月額費:490円(税抜)
- 動産・総合保険:無料付帯
- 盗難保険:無料付帯
- 限度額:審査し決定した枠
- ショッピングリボ実質年率:18.0%
- キャッシング実質年率:18.0%
- ICチップ:対応
- 3Dセキュア:対応
- 再発行手数料:無料
年会費・入会費無料、そしてYahoo! JAPANサービス内利用で3%の付与率が良いですね。
基本的なスペックがわかったところでメリットを見てみましょう。
Yahoo! JAPANカードの5つのメリット
カードの利用でTポイントが貯まる
Yahoo! JAPANカードの利用で100円=1ポイント分のTポイントが貯まります。
1%の還元率なのでまあまあというところでしょうか。
日常生活を通してポイントを貯める上で1%の還元率は必須条件でしょう。
またオークションサイトのヤフオク!でYahoo!かんたん決済にカードを利用しても1%のTポイントが貯まります。
※現在のTポイント付与からPayPay付与に変更予定です
Yahoo!ショッピングとLOHACOでポイント3倍
Yahoo!ショッピング、LOHACOはAmazonと同様に様々な商品を取り扱う通販サイトです。
Yahoo! JAPANカードを使って両サイトで買い物をするとポイントが3倍貯まります。
内訳としては以下の通りです。
- ストアポイント・LOHACOポイント:1倍
- Yahoo!ショッピング、LOHACO利用ポイント:1倍
- クレジットポイント:1倍
の計3倍です。「②と③」がカード会員のみの特典です。
3倍=3%貯まるとなるとかなりお得感が出てきますね。
しかし「通販は送料無料のAmazonの方が安いからYahoo!ショッピングは使わない」という人もいると思います。
ですがその「送料無料だからAmazonの方が安い」というのは必ずしもそうとは限りません。実は先日もお酒を買ったのですが、その際に送料込みでAmazonと比較したところYahoo!としてショッピングのほうが安いという結果になったのです。
その内訳は以下の記事にまとめたので良かったら見てみてください。
Tポイント加盟店で使えばTポイントを二重取り!
さらにTポイント加盟店で使うことでポイントの二重取りが可能です。
さきほどYahoo! JAPANカードを決済に利用することで1%のTポイントが貯まることを説明しました。
そしていつもファミマで聞かれる「Tカードはお持ちですか?」という言葉がありますが、ファミリーマート、TSUTAYA、東急ホテルズ、カメラのキタムラ、マルエツといったTポイント加盟店ではTカードを提示することでもTポイントが貯まります。
つまり「提示」と「決済」の2つでそれぞれポイントが貯まるためポイントの二重取りが可能なのです。
例えばファミマで利用した場合には…
- 提示:200円につき1ポイント(0.5%)
- 決済:100円につき1ポイント(1%)
- 計:1.5%
のTポイントが貯まります。
そしてYahoo! JAPANカードとTポイントカード、次に紹介するPayPayを使えばさらにポイント三重取りも実現できます。
ちなみにファミリーマートで毎回いちいちTポイントカードを出して、その後にクレジットカードを取り出して…なんてやってたら面倒ですよね。しかしYahoo! JAPANカードならTカードとしてもクレジットカードとしても使えるので、これ1枚を渡せば1回で終わりです。
一部期間固定TポイントからPayPay付与に変更予定
- 「Yahoo!ショッピング」
- 「ヤフオク!」
- 「LOHACO」
- 「Yahoo!JAPANカード」
の4サービスのキャンペーン等で付与している「期間限定Tポイント」を電子マネー「PayPay」のポイント付与に変更されることが発表されました。
PayPayってなに?という方はこちらの記事を読んでください。
PayPayは還元率20%というお得過ぎるキャンペーンを行い、ビックカメラやヤマダ電機等の大手チェーン店から地方の個人店まで幅広く使えます。今後使える店舗がさらに増えることを考えれば嬉しい変更です。
一方で4サービス以外の利用については引き続きTポイントが貯まっていくようです。
PayPay利用で圧倒的に優遇
Yahoo! JAPANカードは電子マネー「PayPay」の利用において圧倒的に優遇されます。
まずPayPayの支払い方法での優遇です。支払い方法には「残高チャージして支払う」「Yahoo!マネーへのチャージ」「クレジットカードで支払う」という3つの方法があります。
クレカ利用でのポイント還元を得るにはクレカチャージかクレカ決済を使う必要があります。
そしてPayPay残高へのチャージに使えるクレジットカードはYahoo! JAPANカードのみで、直接クレジットカード支払いの場合には対応ブランドがVISA・MasterCard・JCBですがJCBはYahoo! JAPANカードだけが使えるようになっています。
そして次に還元率とキャンペーンでの優遇です。
2019年5月、通常時の還元率が0.5%から3%へと大きく引き上げられ、さらにPayPayチャンスというくじ引き抽選ボーナスの実装が発表されました。
ただし、これらの適用条件は「PayPay残高」「Yahoo!マネー」「Yahoo! JAPANカード決済」という3つの支払い方法が対象です。
これによりPayPayをお得に利用する上ではYahoo! JAPANカードを使うことがほぼ必須であり、圧倒的に優遇を受けられると言えるでしょう。
Tポイントの換金・お得な使いみち
Yahoo!ショッピング等のネット通販で使う
商品数の多いネット通販なら欲しいものがきっと見つかるはずです。
Yahoo!ショッピングでポイントを使って購入すれば、またそこでYahoo! JAPANカードを使ってポイントが貯めることができます。
ちなみにYahoo!ショッピングを利用する上ではYahoo!プレミアムは有料ですがポイントがさらに貯まりやすくなります。キャンペーンをやっているときなら「Yahoo!プレミアム会員が最大6ヶ月無料」になるので、こちらもお得です。
この記事投稿時点ではYahoo!プレミアム会員なら「ポイント+4倍」になってます。1万円で100円しか貯まらないところ、5倍の500円貯まるのは魅力的ですね。
そこにYahoo! JAPANカードをプラスした場合には+2倍で7倍になります。いかにAmazonで何も考えずに買うことがもったいなかったかが分かります。
電子マネー「Suica」にチャージ
多くのポイントサービスでは提携ポイントや現金に交換すると「100ポイント → 85円」といったように減らされてしまいます。
しかしSuicaだけは「1000ポイント → 1000円分」と減らされること無く交換ができます。
交通費に使ってもいいですし、買い物に使うこともできるのでお得な交換先と言えるでしょう。
ファミリーマートやTSUTAYAで使う
どこを歩いても存在するファミリーマートならいつでもTポイントを使うことが出来ます。
一番お手軽でシンプルな利用方法ですね。
ちなみに例によって貯めたポイントでAmazonギフトを買えばお得!?という考えは、残念ながら切手・印紙と同じ扱いなのでTポイント払いはできませんと店員さんに言われるのがオチなので諦めましょう。
Yahoo! JAPANカードの登録・申込み方法
Yahoo! JAPANカードはWEBサイトから申し込みが可能です。
審査が通り無事発行されたら「Yahoo! ショッピング」「Tカード」「Yahoo! プレミアム(※契約してる場合)」の会員情報の紐付けを忘れずに行いましょう。
せっかく利用開始しても特典が適用されなかったらもったいないですからね。
Yahoo!プレミアムの登録
Yahoo!ショッピングを利用する上では合わせて利用したいYahoo!プレミアムもWEBサイトから申し込み可能です。
6ヶ月無料キャンペーンが適用されるかどうかは、過去のYahoo!プレミアム利用状況によります。
先ほども紹介したこちらの記事を参照しながら、キャンペーン適用できるか確認しながら進めてください。
キャッシュレス決済はこれからがお得!
キャッシュレス決済はまだまだ普及の途中なので、市場の覇者は決まっていません。
しかし政府もキャッシュレス化を後押ししていることもあり、PayPayやLINE Payのキャンペーンのような多くのお得な普及キャンペーンがこれからも実施されるはずです。
確固たる考え方があって現金派であるならば否定はしませんが、下手すれば還元される金額は5%を超えることもあります。
年間300万円消費したとしたらその5%は15万円です。
私は副業でお金を増やすことが大切だと思ってますが、節約することも同じくらい大切だと思ってます。なんせ15万円稼ぐと同時に15万円節約したら30万円の効果があるわけですからね。
そんなわけでキャッシュレス決済否定派の方も、ぜひそのお得さをよく考えて検討してみてはいかがでしょうか。