そんなバカみたいな話あるわけがなく嘘みたいな嘘です。
え、そんなのあるの!?と歓喜でページを開いた人は反省しましょう。
事業者名公表・注意喚起
「アンケートに1問答えれば1万円稼げる」などとうたい、架空の会員組織への入会金を集めたとして、消費者庁は9日、消費者安全法に基づき「一般社団法人日本統計機構」(東京都港区)の業者名を公表し、注意喚起した。昨年11月~今年9月に、約2300人から約5億円を集めたとみている。
同庁によると、同法人はインターネット交流サイト(SNS)を通じ、自社のサイトに消費者を誘導。「たった1分で1万円の現金をラクラクGET!」「会員の平均月収は400万円」などと宣伝し、自社運営の会員組織に勧誘。無料の「仮登録」をさせ、アンケートに答えると、「報酬画面」と称するページに1問につき1万円の架空の報酬が加算された。
その後、「本登録」に誘い入会金24万9800円を要求。しかし入会金を払ってアンケートに答えても報酬は一切支払われなかった。
引用:時事ドットコム 「1問回答1万円」は虚偽=5億円集金か、業者名公表-消費者庁(2018年11月12日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018110900968&g=soc
アンケート1問に回答するだけで1万円というぶっ飛んだアンケートサイトを主張するも当然報酬は一切なかったとのこと。
逆になぜ引っかかるのかを聞きたいくらいですね。
一般社団法人日本統計機構のアンサーズ.com
件のサイトはアンサーズ.comというサイトで一般社団法人日本統計機構の神山雄一が運営しているとしています。
さらに宣伝動画では松岡沙耶氏と小野里はじめ(小野里肇)氏がインタビューをしてアンサーズ.comの仕組みを聞いています。
実在しない二人だと思っていたんですが、調べてみるとふたりともツイッターをやっていました。
また丁寧に公式サイトなどもつくられています。
小野里肇 氏
公式サイトのプロフィールを見ると
「転売ビジネスで毎月30万円を稼ぐサラリーマンに出会い手法を伝授してもらう」
「その手法を研究して独自の転売手法を構築し月収500万を安定的に稼ぎ出す」
「今までに指導した生徒は500名を超え中には月に300万円を超える実績者を排出するほどの指導者になる」
「今ではSNSを使った集客やアフィリエイトなども指導」
とかなりバブリーで典型的な表記がありました。
過去には爆死した仮想通貨であるWITHCOINのICOを超オススメとしていました。
不思議なことに爆死したWITHCOINの動画は消されているようです。なんででしょうかねえ…?
松岡沙耶 氏
前職は歯科衛生士だったが今は会社経営・投資・各種ツール開発等をやっていて、月800万ほどはバイナリー(オプション)で収益をあげているとのこと。
1日1時間弱で実践して「平均月利400%(4倍)」「過去2年間マイナスの月無し」とこちらもバブリーで典型的ですね。
アンサーズ.comの宣伝動画
当初掲載していた宣伝動画は残念ながら消されてしまったようですが、かわりに募集告知の動画を他の方がアップロードされていました。
しかしよく顔出しでこういう動画に出演できるなといつも思います。被害者の復讐とか恐れたりしないんでしょうかね…。
嘘みたいなうまい話はない
仮想通貨関連の話もそうですが未だにこういった話に騙される人が多いように感じます。
「確実に儲かる」とか「アンケートに答えるだけで1万円」とかそういった単語に引っかかってしまうんでしょうが、少し冷静に考えればウソだと分かる話です。
でも個人的にはこういう胡散臭くて怪しい話は眺める分にはシュールで好きなんですけどね。
この詐欺が、テレビ番組の「犯罪列島」でとりあげられ放送されていました。登記を入手し黒幕の女性にたどりつくも、この女!野呂田直樹の名前を出さなかった!調査続行中だそうです!小野里がグルであることをしらないようですが、いずれ、たどり着くと信じています!野呂田直樹には、ゲームセンターオンライン詐欺で苦い思いをさせられましたので心底怨んでいます!