時は金なりという言葉がありますが、【タイムチケット】(TIME TICKET)はその名の通り自分の時間を販売するサービスです。
内容的には以前紹介したココナラとかなり近い感じですが、自分のスキルを活かして何らかの価値を「時間」という単位で切り売りするのが面白いですね。
で、コンセプトが面白いなと思いつつ紹介しようと思って調べてたんですが、中身がタイトル通り結構アレな感じのチケットも多そうです。
目次
タイムチケットの概要
タイムチケットには「チケット」と「コンテンツ」という2種類の売買方法があります。
「チケット」は自分のスキルを活かして何らかの価値を「時間」という単位で販売して収益を得られます。一方で「コンテンツ」はオリジナルのPDFや動画を販売して収益を得られます。
ただ実質的にチケットがメインでコンテンツはあまり盛り上がっていないようです。
具体的にどんなチケットがあるのか?を例示すると
例えば
- 内容:WordPressでの制作・カスタマイズの相談
- 料金:1時間・5,000円
- 方法:対面 or オンライン or 電話
という割とオーソドックスなチケットもありますし
一方で
- 内容:恋愛がうまくいく方法教えます
- 料金:1時間・10,000円
- 方法:対面 or オンライン or 電話
というちょっと変わった感じのチケットもあったりします。
この辺はココナラとも近いですし、時間を売るというコンセプトは面白いですよね。
情報商材系のチケットが横行してそう
誰でもできる、確実に稼げるという情報商材
一方で情報商材めいた怪しいチケットも見受けられ、購入者としての利用は注意が必要だと思いました。
チケットの販売ランキングを見るとなんじゃこりゃという印象を受けると思います。
「お金・副業」カテゴリあたりなんかはとても香ばしい感じですね。
「誰でもできる」「簡単作業」「絶対・確実」とうたって○○万円稼げます系のチケットが結構ありますね。
このブログを見ている人はもう分かっていると思いますが、確実に簡単に稼げる方法なんて存在しないので引っかからないでくださいね。
レビューは自作自演も多そう
自作自演であろうレビューも多数ありそうなので「みんなが高評価だから大丈夫だろう」ともなりません。
売れているチケットのほとんどが100%に近い評価を得ていますが、その影に隠れて不穏なレビューも目に付きます。
ちなみにこのレビューのあるチケットはポジティブな評価が97%となっています。
こちらもポジティブな評価が98%となっていました。
このサイトのこれ系のレビューを見ていると「○○さんの説明が丁寧で物腰が柔らかく、私でもできそうでした」という浅いレビューばっかりで中身に関するレビューがほぼ具体的にされていません。
あってもせいぜい「理論的で目からうろこでした。まだネットには出回ってなさそうです」といった感じですね。
本当に購入してレビュー書いているのかな?という印象を受けます。
誰でも簡単に儲けられたら日本は億万長者だらけになってしまいます。
ツイッター上での情報商材に関する声
あんまり批判すると怒られそうなのでここまでにしておきますが、ツイッター上での意見も紹介させて頂きます。
タイムチケットで届くメルマガの、人気のチケットの一覧が情報商材の一覧との違いがあまりわからなかったので、もうちょっと手作業によるキュレーションしたほうがいいんじゃないでしょうか…
— むらおか@Djangoの薄い本書きました (@jbking) 2018年1月26日
大学生がタイムチケットで詐欺にあい6万円盗まれた話。 – ジャムのブログ https://t.co/ppypfqtxdn
これが僕の初投稿です!
最初にでてくるwarningてなんやねん!
少しは面白い話だと思うので見てみてください!— てっちゃん@大学生ブロガー (@jamujamublog) 2018年9月20日
タイムチケットもランキングの壁によって、クソみたいな副業FX起業情報商材サイトと化したしまったなぁ。
サービスの最初期にうまくいく仕組みが、発展期にうまくいくわけではない。https://t.co/1V2zAtHClV— ところてん (@tokoroten) 2019年1月10日
時間を売買できるタイムチケット、ラインキング上位ほとんどがただの情報商材でワロタhttps://t.co/VhIqfuK3zq
— EIKING (@eiking_jp) 2018年7月17日
TimeTicketがいつの間にか情報商材で溢れてるhttps://t.co/Cb0puPUniI#TimeTicket #タイムチケット
— アソー (@afrebull) 2018年8月15日
今後、改革していかないと厳しいのでは
コンセプトは良いと思うんですが、実情としてはちょっと改革していかないと厳しいんじゃないかなと思います。
ランキングを見ると情報商材のようなモノの方が売れているようです。情報商材はココナラにも同様に存在するので、どこにでもある話なのですがちょっと偏ってしまってる印象ですね。
今は売上に貢献している現実があるので運営としても対処に困っているのかもしれませんが、今後サービスが知れ渡ったときにそうした商材を買った新規ユーザーは間違いなく「騙された」という思いを抱くので長期的には良くないと思います。
コンセプト自体は面白いので今後頑張ってもらいたいサービスですね。