LINE Payは普段のお得度はイマイチなもののうまくキャンペーンも合わせて使いこなせば良い還元率です。
元々のマイカラーにキャンペーンで3%還元が上乗せされ、毎月月末にはPayトクキャンペーンが開催されます。
今回はLINE Payを使うメリットや一般的な使い方を紹介します。
※2019年4月追記
LINEアプリから独立したLINE Payアプリがリリースされましたのでこちらは以下の記事で解説しています。
目次
LINE Payとは?
LINE Payとはご存知メッセンジャーツール「LINE」を運営するLINE株式会社の提供するキャッシュレス決済の電子マネーです。
LINE Payは
- 銀行口座やコンビニでチャージできて
- 加盟店で決済に使えて
- LINEの友達同士で手軽に送金・割り勘ができて
- 使えば使うほど還元される
という特徴をもったキャッシュレス決済サービスです。
もっと簡単に言えば「スマホ一台で決済やお金のやり取りができるアプリ」です。
特に今は還元率が高いことがLINE Payの一番のメリットでしょう。
LINE Payの費用・手数料
LINE Payを利用する上で決済したりチャージするのに基本的に手数料がかかることはなく無料ですが、請求書支払いで公共料金等を払う場合に支払先によっては、1万円未満に64円・1万円以上に108円かかる場合があります。
初期費用・月額費用といったものももちろん無料です。
チャージ金額を引き出すのには1件216円がかかりますが、必要な分だけチャージしていけばそうそう引き出すこともありませんよね。
LINEの友達への送金も手数料無料でできるのは良いですね。銀行振込なら数百円以上かかってしまうので、友達同士のやり取りでもお得です。
3.5%~最大5%!LINE Payのマイカラープログラム
LINE Payの一番のメリット・特徴といえばマイカラープログラムによる還元率の高さです。
一般的なキャッシュレス決済の還元率はだいたい1%前後が多いと思われます。
しかしLINE Payの場合は使った金額に応じて還元率が上がっていきます。
この表を見ていただくとその還元率の高さが一目瞭然です。
マイカラープログラムの還元率は次の四段階があります。
- ホワイト:0.5%(+3%)=3.5%
- レッド:0.8%(+3%)=3.8%
- ブルー:1%(+3%)=4%
- グリーン:2%(+3%)=5%
色がゴールド、シルバーって感じだと分かりやすいんですがグリーンが一番還元率が高くなっています。
通常は0.5%~最大2%なんですが、2018年8月1日から2019年7月31日までの1年間はLINE PayのQR/バーコード支払いを利用するとさらに「+3%」上乗せされます!
※QR/バーコード支払いにのみ上乗せされる点にご注意ください
どうすればマイカラープログラムでグリーンになれるのか?という判定は次の通りになってます。
- ホワイト:0円~9,999円
- レッド:1万円~4万9,999円
- ブルー:5万円~9万9,999円
- グリーン:10万円/月
10万円以上使えば5%還元なので、ピッタリの場合には5千円分返ってくる計算ですね!
ポイント付与決済上限額は2018年7月末までは「10万円/月」でしたが現在は「100万円/月」に改善されました。
以前までは月間○人以上への送金も必要だったのですが、2018年10月から緩和されて使用金額のみの判定となりました。
LINE Payのお得なポイントはなんといってもマイカラープログラムでの5%還元です!なんとしてもグリーンにしたいところですが、何もしなくてもホワイトで3.5%というのは驚異ですね。
LINE Payの使えるお店・加盟店
公式サイトに使えるお店一覧が載っていますが、メジャーな店舗を以下に書きます。
コード決済
セイコーマート(2018年12月25日追加)
ビックカメラ(2018年12月21日追加)
コジマ
ソフマップ
ローソン
ファミリーマート
サンドラッグ
魚民
阪急百貨店
ビッグエコー
アクアシティお台場
LOFT
オンライン決済
ZOZOTOWN
HMV ONLINE
LINE STORE
まんが王国
請求書払い
東京電力エナジーパートナー
九州電力株式会社
東北電力株式会社
阿久根市 水道課
地味に公共料金の請求書支払いに対応しているのがスゴイですね。公共料金もキャッシュレス決済で支払える時代になりつつあります。
詳しい加盟店情報は以下の記事でまとめています。
LINE Payカードなら3300万店舗で使える
LINE Payカードとは?
LINE Payと関連してLINE Payカードというものが存在します。これがなかなか分かりづらくて私も最初は戸惑いましたが、一度分かってしまえば簡単です。
LINE Payカードとは…
- スマホアプリではなく実際に手元に届くカード
- プリペイド(前払いチャージ)カード
- 使える額はLINE Payアプリの残高分まで(連動)
- JCB加盟店で使える(JCBブランド)
- しかしクレジットカードではない
- オートチャージも使える
というものです。
詳しいメリット・デメリットや発行方法等が知りたい方は以下の記事を読んでみてください。
LINE Payカードのメリット
LINE Pay自体の対応店舗数は正直そこまで多くはないですが、LINE PayカードはクレジットカードでなくてもJCB加盟店で使えるので約3300万店舗で利用できます。
他にはプリペイドなので知らない間に使ってしまうことがない、落としても被害金額が限定される…といったことくらいでしょうか。
LINE Payカードでポイント還元率2%適用?
古い情報を掲載しているサイトではLINE Payカードを使うとどこでも還元率が2%になると書かれています。
しかし現在、このシステムは廃止されてその上で説明したマイカラープログラムへと変わっています。
それに伴い、LINE Payカードでは3%還元上乗せのキャンペーンが適用されません。
現状、LINE Payカードを使うことによる金銭的メリットはあまりなく、やはりJCB加盟店で使えることが一番のメリットになりそうです。
LINE Payでクレジットカードは使える?チャージは可能?
結論から言うとクレジットカードを登録してのLINE Pay決済は実店舗では使えず、LINEショッピング等のオンライン決済のみで使えます。以前はラクマやZOZOTOWNで使えたようですが、現在はクレジットカード決済を選んだLINE Pay決済は出来ません。
またLINE Payにクレジットカードでチャージもできません。
LINE Payであえてクレジットカードを使うメリット・理由はほぼ無いと言っていいでしょう。
こちらも古い情報を掲載しているサイトでは「ファミマTカードでLINE Payにチャージできる!」と書いてあるのですが、現在はできなくなっております。
LINE Payはかなり内容がコロコロと変わっているので随時、最新情報を調べる必要があります。
LINE Payの利用開始方法
新規登録
LINE Payの利用開始は簡単で30秒ほどで完了します。
まずはLINEにアクセスして一番右側にある「ウォレット」の画面に行きます。きせかえがカワイイのは気にしないでください(笑)
すると「LINE Payをはじめる」という項目があるのでそこから進めます。
規約等に同意して新規登録ボタンを押すとこれで登録完了です。
パスワードの設定
セキュリティ上、必ずパスワードを設定しておきましょう。
「設定」からパスワード設定に進んで数字6ケタのパスワードを設定します。
FaceID対応機種ならFaceIDでの認証も可能です。
LINE PayとGoogle Payを連携してかざすだけで決済
私はiPhoneなので残念ながら使えないのですが、現在LINE PayはAndroid端末限定でGoogle Pay(QUICPay)に対応しています。
LINEPayのチャージ金額を使って、QUICPay対応点で「スマホをかざすだけ」で決済できるようになりました。
詳しい方法はこちらの公式ブログを読んでください。
今ならLINEポイントが1000ポイント貰えるようですよ。
LINE Payカードの発行
金銭的にはあまりお得度はないLINE Payカードの発行ですが、JCB対応店舗で使えるしデザインがカワイイし、コンビニで楽にチャージできるので発行するのもアリですよね。
設定のLINE Payカードから発行することが出来ます。
カードを申込でバーチャルカードとプラスチックカードがあります。
バーチャルカードはオンラインのJCB加盟店で使える非物理カードで、Google Pay(QUICPay)と連携する場合にもこちらを選びます。
今回は実店舗で使えるリアルのプリペイドカードの方なので、プラスチックカードを選びましょう。
デザインを選び、必要事項を入力したら1週間~2週間程度で家に届きます。
ちなみに私はこんな長々・細々と情報をまとめる記事を書いて楽しいと思ってしまう人間なので、バーチャルカードを発行した後にプラスチックカードを発行できるのか?が気になって試したところ以下のようになりました。
プラスチックカードを登録するまで、安全のためオンラインでのカードの利用が停止されるとのことでした。
ちなみに方法としてはバーチャルカード発行後のカード表示画面に「プラスチックカード」という項目があるのでそこから発行できます。
LINE Payへのチャージ方法
LINE Payへのチャージ方法には
- 銀行口座
- セブン銀行ATM
- QRコード/バーコードチャージ
- LINE Payカード レジチャージ
- コンビニ(ファミマ)
- オートチャージ設定
という6つのチャージ方法があります。
今回は手軽で一般的なチャージ方法を5つ紹介します。
銀行口座
銀行口座からチャージをするには案内にそって必要事項(氏名や口座番号等)を入力して銀行口座を連携させる必要があります。
セキュリティ強化のために何らかの基準に該当した場合は銀行連携時に本人確認書類をアップロードする必要がある場合もあるそうです。
一度登録したら「チャージ」→「銀行口座」で連携させた銀行口座を選んで、チャージ額を入力するだけで簡単にチャージできます。
もちろん銀行口座からチャージしても手数料は発生しません!月に何回も銀行口座から出金して手数料を取られるのはバカらしいですよね!
セブン銀行ATM
セブンイレブンを中心に置かれているセブン銀行ATMでもLINE Payへのチャージが可能です。
画像を交えて説明すると以下の流れになります。
まずはいつものLINE Payの画面でセブン銀行ATMを選択します。
続いてセブン銀行ATMのタッチパネルでは「スマートフォン出金・入金」を選びます。
スマホ画面での案内に従って進むと、コードリーダーが起動します。
セブン銀行ATMの画面では案内が表示されてます。
案内に従ってスマホでATMのQRコードを読み取りましょう。
QRコードを読み取ると企業番号を入力するように求められます。スマホ画面に表示されてる数字を入力して確認ボタンを押しましょう。
最後に手元の紙幣を入れてチャージ完了です。
ちなみにLINE Payカードを持っている場合には、セブン銀行ATMにカードを入れることでもチャージ可能です。
LINE Payカード レジチャージ(ローソン)
LINE Payカードはコンビニのレジで店員さんにチャージしてもらうことが出来ます。
主にローソン・ナチュラルローソンで1回1,000円以上~49,000円までチャージが可能です。
方法は
- ローソンのレジでLINE Payカードを渡す
- 入金金額を口頭で伝える
- レジの承認ボタンを押す
- LINE Pay残高に反映
というもので、スマホの操作が少ないので簡単ですね。
コンビニ(ファミマ)
こちらはファミリーマートのFamiポートを使ったチャージ方法です。
- LINE Payでチャージを選択
- 「コンビニ」を選択して名前とチャージ金額を入力
- チャージをタップして予約番号(申込番号)を生成
- チャージ申請が完了するとLINEに通知が届く
- コンビニの端末に予約番号を入力
- 申込券が出力されるのでそれを持ってコンビニレジで支払い
※LINE Payパスワードの設定が必要
申込券を出力するまでのFamiポートでの操作手順は
- 代金支払い(コンビニでお支払い)を選択
- 「各種番号をお持ちの方はこちら」でイーコンテクスト(インターネット受付)を選択
- 番号入力画面に進むを選択
- 6ケタの受付番号を入力してOK
- 11ケタの予約番号(申込番号)を入力してOK
です。
分からなければこちらの詳細ページを見てください。
オートチャージ設定
オートチャージはチャージする方法というより、チャージする上での便利機能です。
自分で設定したチャージ残高を下回った場合に、銀行口座から自動でチャージされます。
メインメニューからチャージ、オートチャージと進んでオンにすることで使えます。
残高が5000円を下回ったら5000円チャージ、といった具合に設定しましょう。
LINE Payで決済する方法
コード支払い
LINE Payでもっともメジャーな支払い方法はコード支払いです。
ウォレット画面のコード支払いを選択します。
※画像は公式ブログからの引用です
続いてパスワードを入力して、レジでコード画面を提示して読み取ってもらうことで決済完了です。
コードリーダー支払い
上の例ではコードを読み取ってもらう方法でしたが、自分が読み取る場合には「コードリーダー」を選びます。
コードリーダーで相手のQRコードを読み取ったら決済方法を選択して支払いが完了です。
このあたりはPayPay等のQRコード決済と同様ですね。
LINE Payカード支払い
店頭利用の場合にはカードを渡して「JCBカードで」と伝えるだけでOKです。
注意点としては
- JCBブランドなので「LINE Payで」とは言わない
- クレジットカードではないのでチャージ残高に注意
- サインを求められる場合がある
- 支払回数を聞かれたら「1回」のみ
ということに注意してください。
インターネットショッピング・オンラインで使う場合にはカード番号や有効期限を入力して名義人の名前は自分の名前を入力します。
請求書支払い
電気料金等の公共料金がLINE Payで支払えるというものです。
公共料金は毎月必ず発生するのに多くは現金支払いのみです。その一部が還元されればかなりお得になりますね。
LINE Payの>支払いで使える請求書を用意したら、メニュー画面から請求書支払いを選びます。
続いて案内が出るので次へを押すと、コードリーダーが起動するのでセウ急所のバーコードを読み取って支払いをしましょう。
電力会社は対応しているところが多いので、ぜひとも利用したいところですね。
LINE Payのお得なペイトクキャンペーン
PayPayの20%に対抗して実施したと思われるLINE Payの20%還元キャンペーンです。
毎月月末に開催されることが多いです。
20%還元キャンペーンの詳細はこちらの記事で紹介しています。
激化するキャッシュレスアプリ戦争を制するのは?
時代の流れと政府の後押しもあってキャッシュレス化はさらに進んでいくはずです。
となると市場の覇権を握るためにお得なキャンペーンもさらに行われていくはずです。
PayPayのありえない還元キャンペーンを逃してしまった方も、登録や利用を進めながらさらなるキャッシュレスお得キャンペーン戦争に備えましょう!
私もこのブログでは引き続き、どんどんお得なキャッシュレス決済についてまとめていきますのでよろしくお願いします。